Welcome!

プロヴァンス発 南フランス暮らし365日

1年以上

ボンジュール。こんにちは。
プロヴァンスはミストラルが吹き、気温が下がり、秋のように爽やかな天気です。
あと少しで新学期。子どもたちもそろそろ家路につき、学校の準備です。
観光地やビーチはこの週末が最後の混雑。高速道路でも、オランダ、ベルギー、フランス各地などのナンバーをつけた車が北上しています。
ヴァカンスも終わり。
9月からは、シニアのヴァカンスシーズンが始まります。静かで安くて、まだ夏の名残がありつつ暑さもおさまり、大人にはおすすめの南仏のシーズンです。


先日、オートプロヴァンスの田舎道を走っていたとき。
走っていたのは、うちの車と、その前にトラックが1台だけ。静かな朝でした。
そこへ、向こうからオープンカーが1台。
すれ違い様に、トラックの荷台から落ちた鉄の大きな棚が、そのオープンカーの上に落ちました。

幸運にも、落ちたのはボンネットの上。
でも、1秒ずれていたら、、運転していた彼女の上、あるいは、通り過ぎたあとだったかも。

すぐに車をとめて、ダヴィッドが彼女を救出しましたが、体中震えて、足もたたない状態でした。ガソリンの匂いが充満し、煙が出ていました。

本当に幸運にも、けがもなく無事だと、あとから電話をもらいほっとしました。


今月、女性二人のお客さまがいらっしゃいました。
今年の春、お友達が亡くなり、その友だちが大好きだったプロヴァンスに二人でいらっしゃったのだと。お友達はまだ40代で、ある日突然、くも膜下でなくなられたそうです。
お二人といっしょにワインを飲み、いろんな話をしました。酔っぱらい、楽しく過ごした数日でした。
帰られてから、
「友人の好きだった場所を訪れ、楽しかった想い出を振り返りながら、
生かされた命を大切にしていこうと前向きな気持ちになれました」
とメールをいただき、私も同じ気持ちになりました。

こういうことは、頭ではわかっていても、実際に身近にことが起こらないとつい忘れてしまいます。私も60歳、70歳まで生きられるかどうかなんてわからない。生かされている今を大切にしたいと心から思いました。

そんなこともあり、今年は、はじめて夏に小さな休暇をとることにしました。
ずっと春からがんばってきた自分たちへのプレゼント。ダヴィッドが運転から解放されること、体をゆっくり休められることを条件にどこへ行こうかいろいろ考えましたが、海を漂うことにしました。


この夏、よく作った、ワインに合う簡単なおつまみをご紹介します(ツイッターで紹介したもののまとめ)
料理が苦手な人でも簡単に、わずかな時間で、失敗なく作れるものばかり。
材料を切ってのせるだけだったりしますが、一緒に口の中に入れることで、えも言われぬ美味しさのハーモニーが楽しめます。フランス人の言うところの「マリアージュ(結婚)」ですね。だから、イチジクの一品なども、生ハムも含め、一緒に食べてくださいね!これ、重要!!

皆さんも、ぜひ、おうちアペリティフを美しく、楽しくお過ごしください。
レシピというには大げさすぎるものばかりなのですが、ぜひお試しあれ。

◉イチジクのクリームチーズトッピング

figue

①イチジクを一口大に切る
②その上にクリームチーズをのせ
③さらにクルミをのっける
④薄切りの生ハムを添える
⑤好みでオリーブオイルをたらし、すべてを一緒に口の中に放り込む
※フランスではシフォンのように薄い生ハムをシフォナードといいますが、なければ普通の薄切り生ハムで。

◉チョリゾのしょっぱいクッキー
cookie

①オーブンを200度~220度であたためる
②チョリゾ20gを細かく刻む
③オリーブ、または戻した乾燥トマト(オイル漬けでも)15gを細かく刻む。※水分や油分はよく切っておく
④小麦粉75g、アーモンドの粉12g、ベーキングパウダー5g、パルメジャンチーズ30g、塩ひとつまみを混ぜ合わせる
⑤常温でポマード状にしたバター40g、卵1個を❹に加え混ぜ合わせ、そこにチョリゾ、オリーブ(または乾燥トマト)を加えて混ぜる。
⑥クッキングシートをしいた天板の上にクッキー状にした❺を並べ、8分ほど焼き、冷ます。
(この分量で大きいのが10枚焼けます)
※ワインにもビールにも合います。

◉野菜とクリームチーズのタルティーヌ
tartine legumes

①ラディッシュを薄切り。セロリ、ルッコラを小さく切る
②クリームチーズ600gにマヨネーズを150g加え、野菜、好みでタイムやシブレットなどのハーブを加え混ぜる
③焼いたパンにのせる。
※クリームチーズはハーブ入りやニンニク入りのものでも美味しいです。
※好きな野菜でお試しください。水分が少ないもののほうがよいです。

◉ソシソンとパルミジャーノのグルマン・プレート

tartine

①バゲットを薄くスライス
②サラミやチョリゾなどのソシソンをケチらずのせる
③パルミジャーノやミモレットなどのチーズをのせる
③好みでタイムをのせる。
サラミ類とラディッシュの相性は抜群なので、付け合わせにおすすめ。
※太り過ぎを気にしなくていい人は、ソシソン(サラミ)の下にバターをしっかりのせると美味しさ100%アップです。ダヴィッドは太っているくせに、必ずソシソンにはバターを合わせます。

(私の大好きな夏のデザート)
◉スイカとメロンのフルーツサラダ
salade

①スイカ極小1/4、メロン小1/2を角切。ミントの生葉と共にボールに入れる
②水10clに砂糖30g入れ5分沸騰、①に注ぐ
③そこへレモン汁1/2個分、レモンの皮を擦って入れる
④そっと混ぜあわせる
④冷蔵庫で1晩ねかせる
※好きな果物でアレンジしてください。桃やフランボワーズでもおいしいです。写真ではプラムも入れています。これからの季節、ブドウもいいかも。マンゴーもよさそう。



南仏プロヴァンスの旅ア・ラ・カルト 公式フェイスブックページ>>>

にほんブログ村 旅行ブログ フランス旅行へ
にほんブログ村 フランス旅行情報が満載です♪

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へにほんブログ村 リアルなフランス情報が満載です♪

1年以上

いやはや、日本も相当暑そうですね。みなさん、お元気ですか?
プロヴァンスもものすごい日差しです。

昨日はフランスのソルド(セール)最終日。久しぶりの休日だったので、女友達と一緒に、美容院、ランチ、ショッピングを楽しみました。洋服、靴、インテリア、コスメ、花屋などエクス中を巡りましたが、1人と違い、普段行かないような店に行くので、あれもこれもとかなり買ってしまい、重くて、暑くて、帰宅後、かなり疲労している自分を発見。24歳の元気フランセーズと一緒じゃ、当たり前ですね~。でも、楽しかったからいいのだ☆


さて、こんな暑い夏は、暑い国のさっぱりした料理が食べたくなります。
とはいえ、暑い時は、簡単でおいしくて、火を使わず、ほぼ切るだけ、という料理?がベスト。

次の二つは、食べ慣れた素材で、誰でも作れるモロッコの定番中の定番料理。簡単でおいしくて、私はモロッコに行くと、これらを山盛り食べます。水分やビタミンがとれて元気になります!
デザートのオレンジのカルパッチョは、以前Facebookページに掲載してたくさん、いいね!をいただいておきながら、レシピも書いていなかったので、今回ご紹介します。とはいえ、切ってシナモンパウダーとハチミツをかけるだけなんですけど。

フルコースでモロッコ料理、となると面倒なので、前菜とデザートだけ。
ご家族なら、休日のランチか夕食にでも、「今日はモロッコ料理よ~」と食べてもらってください。ちょっと目先が変わり、食欲が落ちている時でもしっかり食べられるかも。

メインには、鶏肉やラムのグリルなどはいかが? モロッコの海辺では魚のグリルも食べるので、お魚派のかたは地中海沿岸で定番の鯛のグリル(昨日のランチも鯛の丸ごとグリルを食べました)、あるいは新鮮なイカのリングフライなどもいいですね~。とにもかくにも、シンプル・イズ・ベスト!

時間がなくても、暑くて作る気がしなくても、この手の料理で体に栄養を補給。夏バテしないよう、楽しみながら、しっかりよいものを食べて乗り切りましょう♬

◉前菜/モロッコ・サラダ
(材料)※2人分
トマト2ケ
キュウリ小1本
タマネギ(あれば赤タマネギ)半分
お好みで緑ピーマン、オリーブ

<ソース>
オリーブオイル スープスプン3
レモン汁 スープスプン1,5
塩 適量
クミン、パプリカ お好みで、ひとつまみ

(作り方)
①野菜を洗い、皮をむく
②トマトを細かく切る
③キュウリはできるだけ小さく切る
④タマネギを細かく刻む(匂いが気になる人はさらす)
⑤ソースを準備。オイル、レモン汁、塩、クミン、パプリカを混ぜる
⑥深皿に野菜を入れ、ソースを加え、よく混ぜる
⑦冷蔵庫で1時間冷やし、野菜にソースをしみこませる

salade

オリーブやソーセージのグリルと一緒に出せば、モロッコ気分倍増★


◉デザート/オレンジのカルパッチョ モロッコ風
(材料)※2人分
オレンジ 1~2個
シナモンパウダー 4~5つまみ
ハチミツ(液状のもの)スープスプン2 ※なければお砂糖でも、糖分0でも。
あれば、ミントの生葉 適量

(作り方)
①オレンジを写真のように輪切りにする。薄く切ればもっと品よくなります
②オレンジの白い部分は苦いので取り除く。種も。
③お皿に乗せ、はちみつをかけ、シナモンパウダーをふりかける
④ミントの生葉を散らすと、よりお洒落。

ORANGE

かなり高級なレストランでこれですから、、大雑把な感じでOKです。でも、キレイに並べて美しくミントを飾れば、素敵な一品になりますよ。


thé

食後に甘いミントティーを添えれば完璧!

素敵なモロッコ風食卓をお楽しみください★

こちらプロヴァンスも、今日からたくさんのレストランやパン屋さん、ブティックなどがヴァカンスに入りました。だいたいどこも3週間。
友だちも木曜日からヴァカンスですって。yokoは?と聞かれたので、「3日ほど取れそう」と言うと、「それはヴァカンスじゃない。週末でしょ」と言われました。ふんっ。


南仏プロヴァンスの旅ア・ラ・カルト 公式フェイスブックページ>>>

にほんブログ村 旅行ブログ フランス旅行へ
にほんブログ村 フランス旅行情報が満載です♪

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へにほんブログ村 リアルなフランス情報が満載です♪

1年以上

夏のプロヴァンスの輝きは、天の恵みとしか思えないほど。ラベンダーの紫、地中海のぬけるような青、太陽に向かって元気よく咲くヒマワリの黄色、たわわに実る桃のピンクやブドウの緑色の房…。自然の色と陽光が混ざり合い、キラキラ度がハンパない。

夏は私たちも忙しいけれど、エクス音楽祭のオペラや、野外ライブなどにできるだけ出かけています。せっかくの夏の長い夜を楽しまなくっちゃ。

数日前は、友人と4人でマルセイユのロンシャン宮で行なわれたジャズフェスティバルの一環、グレゴリー・ポーターのコンサートに行ってきました。日本人のサックス奏者佐藤洋祐さんも出演されていて、同じ日本人として、勝手に誇らしい気持ち。クールなその演奏を鼻高々で同行した友だちに自慢しまくりました。

じつは、一緒に行った友だち夫婦の妻のリリアンヌは以前から病気で、2日に一度、透析をしています。この日の午後も透析をしたばかりでちょっと心配していたのだけど、深夜1時すぎまでいっしょに最後まで楽しめました。
きっとしんどいだろうと思いながら、帰りはお酒を飲まない彼女の運転で(ひどい私たち)エクスまで帰ってきました。
明日から、彼らは共通の友だちのスペインの別荘で2週間バカンス。別荘の近くで治療を受けられる病院があるから心配ないのだそう。
病気でも、こうして普通に人生を楽しめる精神には尊敬します。私だったらどうだろう。
ダンナも超ポジティブ思考の明るい人。こっちがヒヤヒヤするほどガサツに彼女を扱うけど、そういう態度に彼女も助けられているのだろうな。

カップルというのは不思議なもの。私たちも、年月を経て、ときどきお客さんから「なんだかお二人、見た目も似てますね」と言われるまでになりました(笑)。日本人とフランス人なんだから似てるはずがないのですが、似てきてるらしいです。とはいえ、もし、日本にずっといたら、きっと今頃は一緒にいないだろうなと確信しています。フランスに来て、初めて彼のことが理解できたし、私自身もフランス人化した部分があり、お互いに上手い具合にすり寄れたように思います。

昨日も、朝、急に「今夜はレストランを予約しといたよ。久しぶりにラブラブだね」と言っていたのに、仕事から帰るなり、「ちょっと、ペタンクしてくる」とトットと出かけてしまった。以前の私なら、ちょっと、レストランはどうなるのよ、と詰め寄っただろうけど、予約の時間が過ぎても、戻ってこなくても、余裕をかましていられるようになりました。30分過ぎたところで電話して、「今夜はレストランやめましょうか」と言うと、慌てて帰ってきました。あたふたしてる様子が手にとるようにわかり、電話を切ったあと、1人でくくく、と笑ってしまいました。もちろん、それまでに自分はシャワーも浴びて、お化粧も着替えもすませておきましたよん。

なんだって、時間が必要。最初からこうはいきません。時を経て、熟成して、ワインも美味しくなるように。だから、年をとるのはそうわるいことじゃないな、と思います。


皆さんも夏の夜長を楽しんでくださいね。
Bon week-end!


lavande

そろそろプロヴァンスのラベンダーも刈り入れどきです。この風景ともお別れ。また来年!

lavande voiture

やっぱり、似てないよな、、、


南仏プロヴァンスの旅ア・ラ・カルト 公式フェイスブックページ>>>

にほんブログ村 旅行ブログ フランス旅行へ
にほんブログ村 フランス旅行情報が満載です♪

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へにほんブログ村 リアルなフランス情報が満載です♪



1年以上
物々交換の生活が理想。

なんていうと、時代錯誤な馬鹿者だと思われるでしょうが、私の理想は本気で、そこなんです。

物と物でなくても、やれること(能力)の交換でもいい。

実際、いまでも、そういうことが時々あります。

うわ、電気の故障。電気屋さんもすぐには来てくれない。というときに、友人のツテでプロが来てくれたりします。でも、そういうとき、たいてい皆、お代を受け取ってくれないことが多く、そんなときは美味しいワインを渡したりします。

コンピューターが壊れた。
水漏れ。
車のトラブル。
(そんなことばっかりだ!)

ワインとは限らず、その人の奥さんがレストランをやっていれば、日本語メニューの翻訳をしてあげたり、家に呼んで我が家のシェフがごちそうを作ったりもします。


私たちは普段、それをお金で代用?してるわけですが、そうでない形があるなら、とても幸せなことではないかと思うのです。

私は庭仕事ができる。
私は裁縫が得意。
私は英語を教えてあげられる。
私は医者。
私は料理が作れる。
私は経理の免許を持ってます。
私は野菜作りが得意。
私は電気系統が専門。
私は釣り師。

そんな人たちが近所にいて、能力を交換できるなら、もう、それで生活できちゃうと思いませんか?

みんなそれぞれ、いろんな能力をもっているのに、その力でお金を稼ぐにはいたらなかったりする。「得意なこと」である程度生きていけるなら、皆もっと、それを伸ばそうと思うんじゃないだろうか。そういう人たちが生き生き暮らす社会というのは、とても快適なんじゃないだろうか…と夢想する私です。

いつか、大きな土地に大きな家を建てて、庭師、料理人、野菜作りの人、お掃除の人、いろんな人と一緒に暮らして、シェアしていけたらどんなに素敵か、、。

私はフランスに来てから、「共有する」という観念を強く持つようになりました。人生を共有する。愛する人と、家族と、友だちと。うれしいこと、楽しいこと、悲しいことを共有するしあわせは、何ものにも代えられない。こうしてブログを書いているのも、読んでくれる皆さんと何かを「共有」したいからに他なりません。

いつか、将来のリスクヘッジができ、必要最小限のお金ができた暁には(それ自体が夢!)、お金中心の経済生活から足を洗って暮らしたい! かといって、今の時代、お金がなくちゃ何一つできないのが現実ですから、毎日いっしょうけんめい、働くのです。そして、理想は忘れず、少しずつ、できることから。

たとえば読み終わった本も捨てたりせずに、カフェに置いておく。「面白かったから、あなたもどうぞ」と書いて。

エコとか、ナチュラルとか、そういうんでなく、もっと本来的な幸せな暮らしをしてみたい。つきつめると、そんなことのような気がします。

もし、こんなふうに交換し合って生きることができるなら、あなたは何をしますか?



tomate





南仏プロヴァンスの旅ア・ラ・カルト 公式フェイスブックページ>>>

にほんブログ村 旅行ブログ フランス旅行へ
にほんブログ村 フランス旅行情報が満載です♪

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へにほんブログ村 リアルなフランス情報が満載です♪


1年以上
今日は素敵な一日でした。
まず、友だちと一緒にお茶をして、美容院へ行ったこと。
夜は友だちカップルと一緒にうちでゆっくり食事をしたこと。
ダヴィッドの娘から久しぶりに電話があったこと。

うん、かなり充実した、久しぶりの休日らしい休日でした。

なかでも、美容院はおもしろかった。いつもとびきり素敵なヘアスタイルの友だちカミーユ(20代のマドモワゼルね)にどこの美容院に行ってるか聞いたところ、一緒に連れてってくれたのでした。

行ってみると、何度も前を素通りしたサロン。絶対、自分じゃ選ばない店でした。だって、店の外にまで聞こえるほど大音量でクラブミュージックが鳴り響き、中にはいたるところに座って待っている人たち(老若男女!)が。そして、超個性的なヘアスタイルの美容師さんが15人くらい。狭い店の床には金髪、栗色の髪、いろとりどりの髪が散乱、隅には山となってたまってます。イスの上に切った髪の残骸がかなり残っていても気にするそぶりもなし。ゆったりリラックスムード漂うエステティックサロンのような美容院とはまるで違う。なんというか、アーティストのアトリエみたいな雰囲気なのです。フリーランスのアーティストたちがひとつ屋根の下でひとつひとつ作品を作ってゆくみたいな。そして、出来上がった「作品」は、隣に座った小さな男の子でさえも、超かっこよく、まるでイマドキのサッカー選手みたいになってしまう。本人もいつまでも鏡でポーズをとって満足そう。

さて、私は、どうする。とりあえず、ボブスタイルでおすすめはと聞くと、「思い切って、もっとモダンにしようよ」「クラシックなのはうんざり」「前は長さをキープして、後ろは刈り上げよう」「長さもバラバラにしてさ」
えっ、刈り上げ??? 長さもバラバラ?? ありえないわ。無理、無理。と言ったものの、すでにまな板の上。それに、まぁ、どうせ髪なんてのびるものだしね。どうなるか、超心配ではあるものの、試しにまかせてみようと覚悟を決めました。「OK、信頼するわ」。

見事なくらい、ザックザクと切っていく。その手さばきはマジック。さっきまでジョークばかり言ってたのに、いざ始まったら、切った髪が客である私の顔にかかろうが、飛び散ろうが、まったく意に介さず、ものすごい集中力で。そして、今までに経験したことのないスタイルができ上がりました。隣の美容師も「いいねえ」とお褒めの言葉。もっとも、明日から自分で同じようにできるかどうかはかなり怪しいところだけど。

この自由な空気感、アトリエ的空間、それぞれのヘアアーティストが、腕1本で勝負し、素敵なヘアスタイルを作るという一点の目的のみを追求する潔さ。
美容院はお洒落でこぎれいでなくてはならない、という固定観念をまったくもちあわせない美容院。目から鱗がおちました。
基本的にフランスの美容院は雑なので、私はいままで日本の美容院に近い美容室を探してきました。前回まで行ってたところはかなり近い感じで、おいしいお茶も出るし、洗髪のときにマッサージもしてくれるし、なにしろていねいでキレイ。私の担当はフランス人じゃなくてオーストラリアの女性だったから。笑。(その代わり、他の店より3000円も高い!)

でも、今回、このあまりにフランス的なる究極の美容院に行き、髪を切るという行為の楽しさを味わいました。自分の知らないチャームを誰かに引き出してもらえる醍醐味も経験。やはり、いくつになっても美にどん欲で、チャレンジしていく精神がなくてはいけませんね。というか、そのほうが人生、楽しい。たとえ失敗したとしても、またトライすればいい。
とくに年を重ねると、着るものも髪型もすべてがマンネリ化していくので、自分でその殻を思い切って破らねば。そう、10代、20代の頃のように。

あ、ご心配の刈り上げの件ですが、事前勧告通りにされましたが、外からは見えません。あぁ、よかった!



フランスを旅するとき、美容院体験をするのも面白いと思います。フランスの場合、カット後のシャンプーもないので、カットだけなら1時間もかかりません。言葉も、手振り身振りでなんとかなるでしょう。

フランスで思いきりモダンなヘアスタイルに変身、なんて、下手なお土産を買うより、ずっと素敵(普通の店でも、驚きの連続だと思います。とにかく、基本大雑把なのです)。
旅では、なにかそういう体験をされることをお勧めします。小さなことでも、自分が当たり前だと思っていたことが、じつは国が変われば違うんだと知るのは、視野も広がり、考え方を柔軟にしてくれる。とてもいいことだと思うのです。

私はいままでに、韓国とバリ島で美容院に行きましたが、どちらも驚愕体験でした。そういえば以前、ブログに書いたかも。


marronnier

そろそろ、大好きなマロニエの季節も終わり。青空にのびのびと枝を延ばす美しい花、西洋トチノキ。


南仏プロヴァンスの旅ア・ラ・カルト 公式フェイスブックページ>>>

にほんブログ村 旅行ブログ フランス旅行へ
にほんブログ村 フランス旅行情報が満載です♪

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へにほんブログ村 リアルなフランス情報が満載です♪


プロヴァンス発 南フランス暮らし365日

作者:yoko machida

プロヴァンス発 南フランス暮らし365日

マルセイユ在住の編集者の備忘録。フランス生活における人間関係、社会現象から、料理、ワイン、アートなどなど、テーマを決めず、書き綴っています。

7日 23 総合 1012 いいね

↑投票してね!

人気投票ボタン配置はこちらから



yoko machidaさん新着記事



過去記事

yoko machidaさんへの新着コメント




ニースブログ・Facebookページ人気ランキング

1位 プロヴァンスのブログ
2位 provence-travelのブログ
3位 南仏アヴィニヨンより
4位 南仏プロヴァンス陶器・雑貨のお店☆Le Petit Nice のブログ
5位 南仏、マルセイユの生活- Life in Marseille, France
6位 Ma Petite Vie En Provence
7位 南仏スタイル・プロヴァンスの暮らし/南仏ホームステイ
8位 南仏暮らし + 働く母の日記


あなたのブログ・Facebookページをもっと多くの人に読んでもらいませんか?ニースでのブログ・Facebookページをお持ちの方は是非ご登録下さい。

ブログ・Facebookページ登録