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プロヴァンス発 南フランス暮らし365日

1年以上

こんにちは。

あっという間に5月ももう中旬。
こちら南仏プロヴァンスは、プラタナスの葉っぱが芽を出し、リラが咲き、サクランボの花が咲き、藤が咲き、マロニエが咲き、いまやボダイジュのつぼみが出、イチジクの実が膨らみ始めてます。

最高に爽やかな季節の到来。

そんななか、友達の結婚式がありました。

フランスでもいろんなスタイルの結婚式がありますが、今回の結婚式は本当に心温まるものだったので、ここで紹介してみたくなりました。

そもそも、すでに二人の子どもがいるこの二人がなぜ今、結婚しようと決意したのか。フランスでは、結婚せずに、より自由なPACS婚を選ぶカップルがじつに多いのですが(かくゆう私も、現大統領も)、それは税的にも世間体的にも、結婚とほとんど変わりません。子どもが生まれても私生児にはなりませんし。

なので、私はいつもPACS婚→結婚へどういうきっかけで踏み切るのかとても興味があるのです。

今回の彼らは、ちょっと意外な理由でした。

「8歳の娘から聞かれたのよ。どうしてパパとママは結婚しないの? 愛情が足りないの?」と寂しそうに聞かれたんですって。友達の両親は結婚してるのに、、っていうことなんでしょうね。

「結婚してほしい?」という問いに、「うん」とひと言。
それで、決めたんだそう。

結婚したくない理由もないので、「じゃあ、しようか。娘のために」って。

先をいってるように見えるフランスですが、古風な部分がまだまだ根強く残っているんだなあと、ちょっと意外でした。女の子が結婚に憧れるのは、いつの世も同じなんですね。


さて、さて、そうと決まれば、娘のためにも最高のマリアージュにしなくっちゃね。

パリに住んでいる彼らですが、ダンナの田舎(ワインで有名なカオール近郊)でやることに決定。
10ヶ月前から、デコレーションやら何やらの準備を始め、100%手作りのマリアージュを作り上げました。

小さな村だから、教会での結婚式はなんと8年ぶりだったとか! どんだけ過疎化が進んでるんだって話なんだけど、心なしか、神父さんも緊張していたような。ははは。

アペリティフのおつまみを作る人、バーコーナーの担当、装飾の担当、親戚一同、友達一同、みんな村に泊まって、それぞれ任務をまっとう。
ちなみに、私は撮影担当。超責任重大ですから、教会でも、祭壇に登りかねない勢いでがんばりました。式前日、式当日、翌日はパーティ。3日間ぶっ通しです~。

いろんな写真を掲載しちゃいます。
アットホームで心温まる、村のマリアージュの雰囲気が伝わりますように。


$プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-式の前に

私のお気に入りの一枚。教会へ行く前、ウエディングドレス姿を見た新郎の、映画のような表情を我ながらよくとらえたと思う!

プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-後ろ姿前日はどしゃ降りだったのに、目が覚めたら雨があがってた。

プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-bisou
    教会へ行く直前、新郎からのキスに、ママすでに涙目。息子がいくつになっても、母は母だ。


プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-ミネラルウオータープロヴァンス発 南フランス暮らし365日-おじさんプロヴァンス発 南フランス暮らし365日-ちょうちょプロヴァンス発 南フランス暮らし365日-バーテンさんプロヴァンス発 南フランス暮らし365日-音楽

プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-全員集合


プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-ブケ


プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-河原で


プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-テーブル


プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-結ぶ




プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-スズランのおじさん

初物のスズランのブーケを持って新婦のところに祝福にやって来たおじさん。
なんて素敵なの!!! 胸キュン。

プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-新婦父プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-カクテルプロヴァンス発 南フランス暮らし365日-手作りワインプロヴァンス発 南フランス暮らし365日-準備するおじさんたち


プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-子どもたち


プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-会食


プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-紙吹雪

最後は紙吹雪の投げ合いで、しっちゃかめっちゃかのまま、式翌日のランチョンパーティは幕をおろしたのでした。あは。

プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-女の子


プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-ワンコ


プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-むすめ

      よかったね☆ おめでとう~。



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1年以上

阪急うめだ店の「フランス祭」が無事終わり、エクス・アン・プロヴァンスに戻ってきました。いない間に夏時間になっていて、8時になっても明るく、変な気分です。

参加したフランス人もさっき電話で言ってたけど、まだ大阪のフェアの喧噪が半分つづいているみたい。頭も身体もぼーっとしています。

本当にたくさんのかたにご来店いただき、フランスチーム、皆、「信じられない」の連発でした。人口200人の鷲ノ巣村で毎日パンやお菓子を焼いているポールやトマ、小さな町カルパントラのラボラトリーで飴を作り続けているティエリーなどにしてみれば、開店と同時に自分の目の前で行列ができ、あっという間に売り切れてしまうこの状況は、自分たちの人生の中で経験したことがなかったことなんです。
そもそも、こんな遠くまで旅すること自体初めて、という人がほとんどでしたから、見るもの聞くもの、すべてが「信じられない」の連続だったんです。

7日間、大都市のデパートの中で、とても疲れたと思うけれど、皆、私が「少しは休憩して」「お昼ごはん、ちゃんと食べなきゃだめだよ」と言っても、ひたすら自分の持ち場で仕事を続けました。たくさんの人たちが来てくれるのに、品切ればかりじゃ心が痛い。だから、一生懸命、作り続けたり、デモンストレーションをしたり、本当に頭が下がるくらい、がんばってくれました。
でも、彼らは本当に心から楽しんでくれたんです。そして、自分が日々作っているものが、じつはとても価値あるものだということを発見し、誇りをもってフランスに帰国しました。
「すばらしい経験をさせてもらった。本当にありがとう」
皆、そう言って、帰って行きました。

日本に行く前にこのブログで書いたけれど、百貨店サイドもお客さまもフランス人も、皆が笑顔になるようなフェアになって、本当によかった! 阪急の担当の白井さんも、レストランJOYやそのほかのスタッフたちも、皆さん徹夜にもかかわらず走り回って、本当にたいへんだったにもかかわらず、そこはプロの底力!! 感心してる場合じゃないのですが、毎日、感心しきりな私でした。

そもそも、南仏での試食めぐりからこのフェアの第一歩が始まりました。
南仏中、マントンからニースからマルセイユ、エクス、リュベロン、さらにオートプロヴァンスの奥へと、、かなりの距離を走り回り、ありとあらゆるものがたくさんあるなかから、担当者が食べて気に入ったものを最終的にフェアの店頭に並べるという、とても真摯な取り組みにまず感心したのですが、そういう意味でもかなり手作り的なフェアだといえるかもしれません。大掛かりでメディア化されたフェアではあるけれど、本質的な部分では、とてもアナログ。そこがすごい。だから、今、なんだか、昔の学園祭のあとのような、そんな気分。


プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-JOY

イエールの人気レストラン「JOY」を再現しました。

プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-車内吊り

車内吊りの広告に、フランス人が車内で大騒ぎ。。。

プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-ベルランゴ飴

ベルランゴ飴もたいへんなにぎわいでした。ティエリーの希望で、急遽、小袋入りを販売することに。

プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-ジョエル

ポールとトマのビスケットの量り売りも大人気。淀屋橋の名店「ジョエル」の皆さんが一緒にがんばってくださいました。私の大好きな動物サブレもあっという間になくなり、焼いても焼いてもなかなか追いつかない!

プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-本屋

本屋さんの巨大さにもびっくり。とにかく、驚きの連続。。。



行ける人だけ、半日、奈良公園へ一緒に行きました。ちょうどお釈迦様の誕生日、花祭りの日でした。お天気もよく、桜もまだ咲いていて、すばらしい小旅行となりました。

プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-鹿


プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-東大寺


プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-桜



プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-空港にて



そのほか、フランス祭の写真はこちらもご覧ください>>

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1年以上

気がついたら、来週は日本!
3月もシャンブルドットにお客さまがたくさん来てくださったし、テレビの撮影のコーディネイトがあったり、その他もろもろの準備があり、あっという間に3月中旬になってました。

今日はあわてて日本国内用の携帯レンタルを手配しました。いま、こういうものって安くなったんですね。1日のレンタル料が、157円ですって。

今回の帰国は、阪急うめだ本店で開催されるフランスフェアの仕事が目的。
去年の「パリ」に引き続き、今年のテーマは「プロヴァンス」なんです。
そのため、7月から、担当者のかたと一緒に候補店をまわったり、商品を選んだり、来日してくださる交渉をしたり、メニューを決めたり、いろんな仕込みをしておりました。
そしてまだ、大事なミッションがいくつか残ってます。


でも、泣いても笑っても、開催までもうすぐ。
プロヴァンスフェア、4月3日から9日、阪急うめだ本店で開催です!!
あ、正式名称は「フランス祭」

お近くのかたは、ぜひお立ち寄りください。
いつもはこうして一方的に南フランスのことを書いているわけですが、今回は日本で実際にプロヴァンスを感じてもらえるのがとってもうれしい!


実演のために、こちらから何人もの職人さんやクリエイターさんが大阪入りします。
どのお店もブランドも、私が個人的に好きなところばかり☆

パティスリー「ジュヴォー」のピエールさん、
カルパントラ名物の飴ちゃん「コンフィズリー・デュ・モン・ヴァントゥ」のヴィアルさん、
カストレ村の「ファム・ドゥ・ブランジェ」のポールさん、
イエールのレストラン「ジョイ」のドップさん、
ニースの「レ・ザビノフ」のパトリシアさん、
エクス・アン・プロヴァンスでセミのオブジェを作ってるミッシェルさん……他にも大勢。


お菓子やパンやチーズやオリーブやワインやお惣菜やレモンジャム、自然派石けんや食器やアクセサリー、バッグに布製品などなど、プロヴァンスにまつわるものがてんこ盛りです。そのうえ、日本初登場のものもたくさん。


ほとんどの方が日本初来日。
どんな珍道中になるか、いまから楽しみのような、恐ろしいような。
でも、こんな遠い国まで来てくださるのだから、できる限りのことをしてあげたい。
ちょうどフランスはこの時期、イースターのヴァカンスで、とくにお菓子屋さんやレストランは繁盛期なんですね。にもかかわらず、商売度外視、心意気だけで、店を閉めて来てくださるわけなんで、本当にありがたく、また申し訳なくもある。

ちょうどその時期、桜が見頃だといいなあ。
夜桜見物、してあげたいなあ。
日本の料理も寿司と刺身と天ぷら以外に美味しいものがたくさんあるってことを身を以て教えてあげたいし。大阪ならではのB級グルメも!

・・・なんて、はたして、そんな時間があるんだろうか。
日本のデパートも、夜7時には閉めて、日曜日も休みだったりしたらいいのになあ。(ここだけの独り言です^^)


私は毎日、催事場にいると思います。
そしてダヴィッドは、レストラン「ジョイ」でシェフのドップといっしょに料理を作りますので、ぜひ食べに来てくださいね。
サントロペのお菓子、トロペジェンヌも作りますよ~。

見かけたら、声かけてください♬
みなさんにお会いできるのを楽しみに、職人さんたちとともに参ります!


プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-ミッシェル
プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-ポール
プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-せみ
プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-ポール店
プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-料理
プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-トロペジェンヌ
プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-ジュヴォ
プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-ベル
プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-ドップ、ダヴィッド




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1年以上
今年、心に誓ったことのひとつが、フランス語をもう一度ちゃんと勉強すること。
そのため、1月からピエール先生に教わっています。

最初に先生が言ったことが面白かった。

「私のやりかたが気に入らなかったり、難しすぎたり、役に立たないと思ったら、いつでも『もうやめる』と言ってほしい。私も、あなたが不真面目だったり、ちっとも上達しなかったりした場合は、いつでも『やめましょう』と言うことにします」

こういう考え方、とてもいいなと思う。
先生と生徒であろうと、同等の立場。
たんなる脅しではなく、もし私が真面目に勉強しなければ、絶対に「やめましょう」とおっしゃると思います。

この先生、リヨン出身なだけあって、食の話で盛り上がる。
今回の宿題は、「フランスのガストロノミー料理へのマグレブ(北アフリカ諸国)の影響」をテーマに新聞記事を書け、と。

つか、これ、日本語でも難しいんですけど、先生。。。
フランス料理、じゃなくて、ガストロノミーってところが、難しい。
(どなたか、ヒントがあったら教えてください!!)
まずはフランスの文献に当たるしかないけど、食べ物の話だと、さほど気が重くないのが不思議。この先生、ずっとエクスの大学のプロフェッサーだった人ですが、「君ほどフランス料理やワインに詳しい外国人の生徒は初めてだよ」とおっしゃった。いや、たんに、食い意地がはってるだけなんですって(汗)

ガストロノミーといえば、1月末にリヨンで開催されたボキューズ・ドールに行ってきました。
世界24カ国の代表シェフが出場し、規定の素材を使って、5時間35分で仕上げ、それを24カ国の審査員がジャッジするというもの。いわば、ガストロノミーのオリンピック。
日本は初回から連続出場している数カ国のうちの1国ですが、過去最高順位が6位。ヨーロッパ勢が居並ぶなか、6位でもすばらしい順位です。
それが、今年は日本チームが3位入賞を果たしました。
詳しくは、雑誌「料理王国」(3月6日発売号)に記事を書きましたのでそちらに譲りますが、日本代表の浜田統之シェフの出来は本当にすばらしかった。
繊細で、美しくて、美味しそう。
ひいき目抜きに、私はフランスに次いで2位だろうと思ってました。
結果は、1位フランス、2位デンマーク、3位日本。

世界中のいろんな町でいろんなものを食べてきましたが、実際、日本のレストラン界のレベルは相当なもの。平均値でいえば、1位、2位を争えると思います。
どんな田舎に行っても、パスタはアルデンテだし、そこそこ美味しいフランチは手軽に食べられるし、中華も韓国もタイもベトナムもロシアもロンドンのパブ料理も、何だったらアルゼンチン料理だって、モンゴル料理だって食べられる。
そんな国、他にない。

日本人の、食に対するどん欲さ、好奇心、追求精神たるや、世界一だと断言できます。
そして、味だけでなく、目で愛で、季節感をそこに感じ取る。器もひとつの表現。
まさに、そうした日本人が料理に求める本質的なものを、浜田シェフは見事に表現し、3位の表彰台に立ったのでした。

しかし、彼ら日本代表チームとその周りのスタッフの方々の本戦にいたるまでの努力といったら、、、。
これだけの集中力、努力をしたら、だれもが何かひとつのことを成せるのではないかと思います。
私だって、フランス語がすさまじく上達するに違いない。あ、これは卑近すぎる例ですね。

もちろん、だれもが浜田シェフのような才能を持ち合わせているわけではないけれど、でもやっぱり、何かひとかどのことはできるんじゃないかな、と思うのです。
じゃあ、そこまでできるには何が必要かっていったら、やっぱり1にも2にも情熱、それと、情熱を持ち続けられる才能、それにつきるんじゃないだろうか。

このボキューズドールで数年ぶりに会ったかつてのボスが、最後別れ際に「あなたのことだから、どこにいても全力でがんばっているんだと思う」と言ってくれました。
うん、うん、となぜか涙目になってしまった私でしたが、本当に全力で日々、がんばってます。
でも、まだまだ足りない。浜田シェフたちの姿を思い出すと、そう思うのです。


プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-シェフとコーチ

            浜田シェフとフランス人のファスネコーチ

プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-シェフとコミ

    浜田シェフとコミの坂下さん。坂下さんは22歳。ふたりとも最高にかっこ良かった!

プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-コーチ

                  あら、こちらは我が相棒でした。。



photos: KOZO YANO, JEAN FRANCOIS




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1年以上

こんにちは。
めちゃくちゃご無沙汰してしまいました。
春へ一進一退のプロヴァンスです。

モロッコに行ったり、リヨンに行ったり、原稿書きに追われたり、ひどい風邪をひいたり、その間に仕事をしたり、、、。
1月、2月は時間がたっぷりあったはずなのに。やろうと思っていたことがあまりできていません。時間の使い方って、難しいですね。


さて、モロッコは、本当に楽しかったです。

$プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-photos


マルセイユ空港から3時間でマラケシュ。
ひとっ飛びで、そこは別世界。

ダヴィッドは友達がたくさんいるので、まるで長年住んでるみたいな調子。
でも、そういう人が一緒じゃないと、最初はかなり引くかもしれない。客引きがものすごいいっぱいいるから。
日本の友達も、何人かは「モロッコはいいけど、人がねー」とネガティブ発言。

ところが、そうじゃないんです。
私の印象は、モロッコの人たちはとっても礼儀正しい。

客引きのオジさんやお兄さんたちも、わらわらと言い寄ってはくるけど、断れば、「では、よいヴァカンスを」「すばらしい1日を」「じゃ、明日ね」などといってちゃんと引き下がる。

しかも、みなさん絶妙なユーモアセンスをおもちで、思わず話を聞いてるだけで爆笑しちゃう。そうすると、「ほら、マダムがそんなふうに笑ってくだされば、私はそれでお話ししたかいがあったってもんです」と言ってウインクして立ち去ってく。

驚いたのは、靴磨きをしてもらったときのこと。
始める前に「いくらですか?」って聞くと、
「お気に召すままに」なんていう。
「え? (心の中では、ボラレルんかな?と不安になる)」
「私は私の仕事をするのみです」

それが、もう、一心不乱に私の7年越しのブーツを磨いてくれるわけですよ。
まずは生のオレンジ(半分に切ってある)の果汁で汚れを落として、その後、2種類のブラシとクリームを使い分け、最後はつや出し。
もう、申し訳なくなるくらい。
両隣のお客さんが払った金額を盗み見して、その2倍の約500円を払ったら(2倍の時間かけてくれたから)、とても喜んでくれた。「もっと」なんてひと言もいわない。これには感動しました。
一生懸命仕事をして、お客さんに金額を決めてもらう。この腹のくくり方ってすごくない?
いやー、私にはできないなあ。

$プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-fatima


友達の叔母さんのファティマが、私たち二人のためにクスクスを作ってくれたんですね。
彼女は私と同じ歳の独身。マッサージサロンの会計係をしていますが、彼女のパッションは、料理。
「モロッコ女性は皆、クスクスを作れるけど、おいしいとは限らないんですよ(日本の寿司と同じですね)。彼女のは最高」と言うのは、彼女のお兄さんのアブディル・カリム。

モロッコの家って、いつも玄関を開けっ放しにしてるんですって。誰でもウエルカムって意味らしい。部屋の扉も開けっ放し。そして、広ーいリビングにでっかいソファがぐるりと四方に並んでます。それだけ、人が集まるってことなんでしょうね。

私が入っていくと、ファティマは「作るとこ、見る?来て、来て」とキッチンに連れてってくれます。やさしい。

そして、食べる時は、大皿から直接、スプーンで食べる。取り皿はなし。面白いなあ。
それに、このクスクス、ふわっと軽くて、本当に極上。こんなのフランスで食べたことない。

プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-chez fatima


モロッコでは3年生からフランス語を学校で勉強するので、ほとんどの人が話せます。
つまり、みんな、アラビア語とのバイリンガル。そのうえ、英語を話せる人も少なくない。
後進国だと思っている国、たとえばアフリカなんかでも、2カ国語、3カ国語を話せる人が本当に多いんですね。先進国はそうした国を文化的に低く見る節があるけど、じつはとんでもない思い違い。
「2カ国語話せる人は、バイリンガル」
「1カ国語しか話せない人をなんていう?」
「アメリカ人」
なんていうジョークもあるけど、まったくその通りかもね。

伝統とモダニテ、
自由と不自由、
貧困と冨、
喧噪と静寂、

フナ広場でヘビ使いのラッパの音や太鼓の音を聞きながら、スーク(市場)から吐き出される人の波を、毎夕、温かいミントティーを飲みながら不思議な気持ちでぼーっと眺めていました。

この町にも住めるかな、と思いながら。。



$プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-sook


$プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-marché


$プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-羊

             なんだか、すべてがユーモラスなのよね。

$プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-砂漠



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プロヴァンス発 南フランス暮らし365日

作者:yoko machida

プロヴァンス発 南フランス暮らし365日

マルセイユ在住の編集者の備忘録。フランス生活における人間関係、社会現象から、料理、ワイン、アートなどなど、テーマを決めず、書き綴っています。

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